実用道

実用道


”より実用的な人間になりたい・・・”

常日頃そう思いながら生きて来ましたが、実用的という言葉の前に「より」を加えてしまったが為に、
終わりの無い、死ぬまで決して満足する事の無い煉獄に身を投じてしまったようです・・・。
なんてね!

しかし煉獄とはいえ、その内容が困難であればあるほどモノにした時の快感は甘美で
例えようのない満足感が得られるのが継続力の原資となる訳ですね。




さて、今回は以前制作したビアサーバーに繋げるビア樽の開栓テクニックについてのお話し。
こんなことを普通の人は興味すら持たないもんなんですが、やはり生来の天邪鬼な私ですので
やってしまっちゃうんだなぁ・・・。(笑)








ビア樽~。
専門用語では「ケグ」と言います。
日本のビールはアサヒ、サッポロ、サントリーの3社がこのタイプのバルブを使っていますが、
キリンだけバルブ形状が違いますのでやり方が変ってきます。
DSC_1110.jpg






これが特殊開栓工具です。
勿論市販されていません。簡単な構造の工具なんですが、とってもお高いです。
(秘密の裏ルートから購入だ!)
DSC_1112.jpg

これはアサヒスーパードライのケグです。
今回はこれを開栓して、洗浄後に水を詰めて炭酸水を作ります。
この樽は容量が10リットル。だから炭酸水がモロに10リットル出来てしまいますよ!
しかも市販の一流メーカーの炭酸水と比べてもマッタク遜色ないものができますので、
超ハイコストパフォーマンス(以下HCP)です。





開栓工具のアップ!
ちょっとコツが要ります。
DSC_1114.jpg

ケグはこのような特殊器具がないと絶対に開栓できません。
また、栓が緩んでも最終的に安全ストッパーが機能して、もう一段の細工をしないと
樽からバルブが抜けないという二重の安全構造になっております。





はい、バルブが抜けてきました!
これをスピアバルブと言います。
DSC_1118.jpg
実はこうなるためにはストッパーを解除するという肝心の作業があるのですが、
この工程を一般に公開する事は自粛する事に致します。
それは過去に、この開栓作業に伴い結構手痛い事故事例がありまして、いくら自己責任での開栓とはいえ
万が一この記事を参考にしたが故の惨事にならん事への配慮です。
ご了承下さい。





さて、樽から抜き取ったスピアバルブも洗浄消毒のため分解します。
この紺色のエンビ継ぎ手は分解治具ですよ。
これは自作いたしますが、この辺の加工も要テクニックですね。
DSC_1120.jpg





こうやって差し込んで・・・
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ちょいと捻ってスプリング押さえを解除。
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分解できました。
こんな構造をしています。
DSC_1127.jpg
この後は良く洗浄して、バルブを逆の手順で組み立てて水を詰めたらOK!
後は炭酸ガスボンベに繋いで水にガスを馴染ませますが、この工程をカーボネーションといいます。

水をこだわりたい方は各地の名水を使うのも良しです。
私は取り合えず水道水ですが・・・。




ディスペンサーと接続します。
一定のガス圧を掛けながら、ビア樽をゆすり炭酸ガスを溶け込ませます。
室温(樽温)によって適正なガス圧に調整が必要ですが、
おおむね20分程でシュワシュワの炭酸水が出来ちゃいます。
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実際には樽を寝かせてローリンローリンします。
樽の中から「コポコポ」と炭酸ガスが注入される音がしますが、その音がしなくなるまで樽を揺すります。





ハンドメイドサーバーです。製作過程はこちら
DSC_1220.jpg






もう5年ほど使ってますが、故障知らずで絶好調!
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名付けて、サンダーバード7号です。
以前紹介した、納豆・ヨーグルト用の恒温器はサンダーバード6号・・・。
どちらも大活躍!




シュワシュワ~!
DSC_1221.jpg










シュワシュワワ~!
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シークワーサーエキスをチョチョイと入れて美味しいソーダ水の完成です!
DSC_1223.jpg
ウイィスキーがお好きなら直ぐさまハイボールに!
焼酎を各種リキュールで酎ハイに!

この技をマスターするといろいろな楽しみ方が出来ますよ。

5リットルの小さな樽にコーラなどを詰めれば、小さなお子ちゃま達が、
「うおー!蛇口からコーラが出てくる!!」
と、オメメをキラキラさせて大喜びです!



これからの季節、うちのサンダーバード7号は大活躍しますよ。


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~ Comment ~

Oh!!

自家製炭酸水!凄過ぎですわ!!
製作途中で「ビア樽をゆする」と書いてありますが、樽は何キロぐらいあるのですか?
次の日、筋肉痛になりそうです!
樽ダイエットですわ💛おほほほ。次回仕込む際は、是非ブーコをお呼びください♡

か、、かっこいい〜

なに、これ?
パッと見、潜水艦のドアハッチかと思いました。笑 
ステンレスの輝き、かっこいいです!

確かにこわいですよね〜。
圧縮された樽の開栓・・・

おいしそ〜。欲しい!これ!
いいなぁ。

Re: Oh!!

ブーコさん

炭酸水で驚いてはいけません。
これから夏に向けて自ビールの仕込みを開始する予定です。
ワインも出来ますよ。シャンパンもね・・・。

この樽は10リットル入りですので10キロくらいですよ。
この程度ではダイエットにならないと思いますが・・・。
この仕込みはしょっちゅうやってますので、いつでも来て下さいよ!おほほほほ。

Re: か、、かっこいい〜

べちーへ

いらっしゃ~い!
樽を上から見るとなかなかメカニックでかっこいいですが、
横から見ると間抜けですよ。(笑)
私とは大違いです・・・・。(エ?)

昔、ビールメーカーの職人さんがこの開栓作業で顔面直撃を喰らい、
大怪我をしてます。それから安全対策されるようになりました。



この炭酸水に泡盛入れてヨ、庭のシークワーサーをもいで、
片手でぎゅっと絞って飲むよ~。あ~ヌチグスイヌチグスイ・・・!
そりがわったーの夢ダヨ~!(笑)
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