ブラリ、ブラームス・・・

ブラリ、ブラームス・・・

ブラタモ=ブラタモリ=ブラリ・タモリ

という事なのなら、これは「ブラ・ブラ」になるのだろうか?


あ、そんな事はどうでもよい。

最近トッカータさん(コチラ)がブラームスのSymphony#3: movement 3 の練習を始められたとか・・・。

特に有名なこのメロディ、私なりに思い入れの深い曲です。


様々な映画のサウンドトラックに見事に違和感無くはまりますよね。
実際、フランソワーズ・サガン原作の小説『ブラームスはお好き』を映画化した

「さよならをもう一度」

1964年(古過ぎ?)
キャスト:イングリッド・バーグマン、イヴ・モンタン、アンソニー・パーキンス

に見事にアレンジされて使われております。(レンタルあります)




そして、意外なところではあのカルロス・サンタナが素晴らしい曲に仕上げておりますよ。
デイブ・マシューズとのコラボで
「Love of My Life」です。
グラミー賞を総ナメにしたアルバム、あの「スーパーナチュラル」に収められています。

カルロス・サンタナ、もう65歳ですが全く未だ衰えません。さすがです。











さて、カルロス繋がりでもう一つ。

カルロス・クライバーです。

もうこの世にいない人ですが、私が愛して已まない指揮者です。(映像を見ているだけで泣けます。ホント)
多分皆様もこの映像を見ると何かを感じるはずです。   (ちょっと押し付けがましいよね?)

この演奏は1994年に来日した時のもの。
ポルカ「雷鳴と電光」 ヨハン・シュトラウス


彼は正真正銘のドイツ人ですが子供のころ父親がナチスと衝突、一家でアルゼンチンに亡命しました。
父親は20世紀前半を代表する名指揮者エーリヒ・クライバーです。
彼はアルゼンチンで便宜上名前をカール・クライバーからカルロス・クライバーへ改名します。
生涯の演奏回数はとても少ないのですが、やはり天才とはこういうものなのでしょうか。

こんな逸話もあります。

あるオペラのテレビ中継で、劇中10分間に渡り舞台下のオーケストラボックスで指揮をする
彼の姿だけを放送し続けたことがあったそうです。
肝心の芝居をすっ飛ばしてですよ!!スゴイ事ですよね・・・。


私が彼の姿を初めて見たのが1992年のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートでした。
もちろんTVの録画中継でしたが、その衝撃は少なからずで、以後しばらくは彼の演奏、
(録音や映像)を追い続ける事になります。

まぁ、好みの問題なのですが、全身全霊をこめて髪の毛を振り乱し、玉の汗を飛び散らせて
さらには鬼のような形相で指揮される方もいらっしゃる訳ですが(勿論評価も高いですよ。)
私は彼の様な背筋を伸ばして優雅に舞うようなアクションの中にも全てを知り尽くした
威光を感じさせるような指揮が好きです。
彼のリハーサルは厳格で妥協無きものだそうです。
出来うる限り原譜を集め、緻密な対話の積み重ねで弦楽器ワンパートの
弓の弾き具合に至るまで突き詰めるとか・・・。
普通であれば、その強烈な指導力を本番の演奏にも色濃く反映された指揮になるのが常なので
しょうが、この天才はそんな事おくびにも出さずにこの軽やかで舞うような指揮をされます。

逸話をもう一つだけ。

あのカラヤンが亡くなった時、ベルリンフィル楽団員の総意で後釜はカルロス・クライバーに!!
という要請があったそうです。しかし彼はそれを固辞します・・・。おぉクール!!


カルロス・クライバー・・あぁ、なんて素敵なんだ。






さぁ、話はブラームスへ戻りますよ!

彼のシンフォニーに織り込まれる素晴らしく官能的なメロディーライン!
勇壮な交響曲の中に突然現れるこの叙情!
いいですよね~。
これは有名な話なのですが、実はこのメロディーラインは彼のピュアな恋愛感情が
生み出したものであると言われています。
ある女性への一途な愛が生み出したものであると・・・。

その女性とはあのシューマンの奥方クララさんです!
シューマンとブラームスは師弟関係にありましたが、10歳以上年上の
彼女にブラームスは生涯惚れ続け・・いや、愛し続けるのです。

これ以上の内容はググって頂ければいくらでも出てきますので割愛いたしますが、
愛する女性への強い想いがこのような名曲を生み出す原動力となっているんですね~、感動です!

前出のカルロス・サンタナも実に綺麗なラブソングに仕立ててますよ!

「Love of My Life」(愛が全て・・・)

ブラームスの愛が時を越えてちゃんと現代に伝わっているではありませんか。




何時になく、ロマンロマンなうみねこ部屋でした。


アディオ~ス!



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~ Comment ~

NoTitle

ロマンロマンなうみねこさんの記事に
うっとり*^^*

様々なジャンルにお詳しいのですね^^

カルロス・クライバーは私も好きです。。。
映像でしか拝見したことはありませんが

彼の流れるような華麗な指揮姿には
魅了されましたわ。。。

確かに彼のリハーサルには定評があり。。。
他の指揮者の4倍ほどの時間を…と

本番でのさりげない華麗な指揮姿からは
想像出来ませんが。。。

厳格かつ決して妥協を許さない
リハだったそうですから。。。

そのギャップも魅力のひとつですよね^^

あっ!
みどり食堂の記事。。。

早速拝見いたしましたが・・・

おやじ様の
華麗なるかけそばに一瞬絶句v-12
爆笑でございましたi-278



Re: NoTitle

あ、soramameさんもお好きでしたか!!


カルロス・クライバー
知る程にステキです。
彼のドキュメンタリーがDVDで出てますが
ご覧になってましたか?
もしまだでしたらお勧めいたしますよ。



み、み、みどり食堂!見ちゃいましたね!!

あそこの緊張感たるや、すさまじいものがございます。
まるでカミソリの上を素足で渡るような・・・!





あの空間に於いては、如何なるおのれのミスや言い逃れも
それ全て道理成り!!
八百万の現象は彼の想いの中で全て完結するのであった・・・。

修行が足りんぞ・・・。

白磁の器の中から蕎麦が私にそうつぶやいているやうだった。




「海野泥伍 短編集キラーグリーン・「酔麺」より抜粋」









NoTitle

よく曲名とメロディーが一致しない名曲が数多くあります…

これが、Symphony#3: movement 3だったんですね!アリガトゴザイマッス☆

そっかークララ・シューマンと密接に想いの関係があったわけですね❤フムフム

カラヤンの席を辞退したカルロス・クライバー…
「そっ、それは、かっこ良すぎる!!!」

初めて聴いたカルロス・クライバーでしたが
今、ちょっと心臓バクバクです(*゚∀゚) 楽団員のこころと技術を鷲掴みですね。

海外のオケで活動なさってるトッカータさん
「凄いなぁ~♪」この音楽活動、憧れます☆
これからも、どうぞ頑張ってください!

追伸:みどり食堂のザル、確かに無かった(爆 再度の笑いを(*ゝω・)ノ アリガ㌧♪

Re: NoTitle

私も曲名とメロディーが一致しないの沢山ありますよ!
それが判明した時ってすごく嬉しいですよね。

子供のころ、「シューマン」ってシュークリーム饅頭の事?って思ってた時期があります。(笑)
そしてその頃全盛だった「ウルトラセブン」の最終回でクライマックスに使われていた曲が
シューマンのあのピアノコンチェルト第1番である事を大人になってから知りました。
空想特撮シリーズの中ではウルトラセブンがやはり別格です!

カルロス・クライバー・・・気に入って頂けましたか?
もっともっと生きていて欲しかったですよね・・・。



トッカータさんはご本人のみならず、息子さんも素晴らしいんですよ~!

NoTitle

髪振り乱して、汗も鼻水も吹っ飛ばす指揮者は、勘弁していただきたいですわ。。。
こうなると前の方には座りたくないわね。。。

カルロスさん、カッコイイです~~!ホレボレ~~!!
彼の笑顔と歯が見えるところに座りたい~~!

うちのオケの指揮者も、練習は厳しいですが、コンサートのときには、それはそれはステキですよ。
(客席からは見えんわね・・・フフフ・・・ それを見ながら弾くのが楽しみなのよ~~動機不純)
本番直前の最後のステージリハーサルで、最後の10分くらいを、いつもすごくうまく本番へのムードに持って行きます。それはそれは鮮やかに。そして「みんな!楽しみましょう!」としめて別室へ。
悩みどころなところでも、本番では顔には出さず、指先ひとつで団員をうま~くあやつる。
これは、やはりお互いの信頼関係も大事なんですよね。
「さ、うまくやってくれよ~~信頼してるよ~~」 VS 「任せてくれ~~安心して振ってくれよ~~」みたいに

やはりどちらも「信頼と余裕」が必要。

この鳥肌の立つような瞬間がたまらなくて、やめられませんわ。足、抜けない。。。
あ、Kaoさん、私、当然ながら、アマオケ(尼桶ではなく、、、汗)ですから~~!!ウフフ
楽しんでますわ!

Re: NoTitle

トッカータさん

お忙しいところコメントありがとうございます。

カルロス・クライバー、あのバーンスタインとも気の通じる所が
あったようです。生きていたらきっとPMFにも大賛同していたのでは・・・。
と思ってしまいます。残念です・・・。

> やはりどちらも「信頼と余裕」が必要。

そうですよね、それがキッチリ阿吽の呼吸でシンクロした時こそ、

> この鳥肌の立つような瞬間なんでしょうね!

え?尼桶??

・・・「尼桶と瓶(かめ)の乙女」(フナッシー)

・・・・(汗)
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