ド、ドイツ?

ド、ドイツ?



都都逸(どどいつ)

ドドイツがあるなら、ススイスやカカナダもありだよね~・・・。
というくだらないボケには高田純二あたりにお任せしておいて、
今回は真面目に行きましょう。

都都逸は基本、七・七・七・五調で表現するというのが一応のお約束です。
俳句や短歌と違って、庶民の素直な感情を気さくに洒落っ気を込めて
歌ったものが主流です。
楽器(三味線)音色に乗せて芸者さんや俗曲師が風情たっぷりに歌うのを
聞きますと何とも言えず和むものです。



この方は「檜山うめ吉」さんといって、数少ない俗曲師の一人です。 (うみねこ超ファン)
この歌は都都逸ではありませんが、このような小唄や端唄と同じような旋律で
都都逸は歌われています。


昔は高座での一演目として欠かせない存在でしたが、今ではほんの一握りの
俗曲師が存在しているに過ぎません。
今、私達が都都逸に触れる機会といえば、「笑点」のお題くらいでしょうか・・・。(笑)

ザンギリ頭を 叩いてみれば 文明開化の 音がする

明治維新直後のこの有名な都都逸は皆さん良くご存知ですよね。



それでは以下に有名な都都逸を載せておきますね。



一人でさしたる唐傘なれば、片袖濡れよう筈がない

惚れた数から、振られた数を、引けば女房が、残るだけ

惚れて通えば千里も一里、逢わで帰れば、また千里

惚れさせ上手なあなたのくせに、諦めさせるの下手な人

枕出せとは、つれない言葉、そばにある膝、知りながら

ゆうべしたのが、今朝まで痛い、二度とするまい、箱枕

横に寝かせて、枕をさせて、指で楽しむ、琴の糸

よその夢見る浮気な主に、貸して口惜しい、膝枕

わたしゃお前に火事場のマトイ、振られながらも、熱くなる

赤い顔してお酒を飲んで、今朝の勘定で青くなる

諦めましたよ、どう諦めた、諦めきれぬと諦めた

あついあついと言われた仲も、三月せぬ間にあきがくる

あの人のどこがいいかと尋ねる人に、どこが悪いと問い返す

嫌なお方の親切よりも、好いたお人の無理が良い

色はよけれど、深山の紅葉、あきという字が気にかかる

色が黒うて惚れてがなけりゃ、山のカラスは後家ばかり

入れてもらえば気持ちは良いが、ほんに気兼ねなもらい風呂

梅も嫌いよ、桜も嫌い、ももとももとの間(あい)がいい

うちの亭主と炬燵の柱、なくてはならぬがあって邪魔

団扇使いも、お客によりて、あおり出すのと、招くのと




如何ですか?
俳句や短歌は義務教育で教えますが、都都逸を教えないのは何故か判りますよね(笑)
いつの世も変わらぬ男女のやりとりを七七七五に込めて、時に遊び、時に皮肉り、
微笑ましくもしっかりと核心を突いた名作はまだまだありますよ~、是非ググッて見ましょう!



今日紹介した都都逸で私が一番グッと来たのが、

嫌なお方の親切よりも、好いたお人の無理が良い

ですね~。なんかいいなぁ・・・


皆さんはどれが好きですか?

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~ Comment ~

NoTitle

うめ吉さん イイね!

Re: NoTitle

HADAKINさんへ

> うめ吉さん イイね!


うめ吉さん、いいですよね~。
お師匠さんが「檜山さくら」さんです。だから弟子が「うめ吉」・・・。
ご本人、「梅干」になるまで頑張る、と高座で言ってますよ。(笑)

彼女は毎年海外公演なされているのですが、今年は11月にスイスへ
行かれるそうです。

NoTitle

姉さんのドドイツ色っぽいですねぇ~♥
秋にたまらんですなぁ~
あっ、ゲゲイツてわけじゃないんですけどね(笑

NoTitle

kaoさんへ

ゲゲイツ?ビル・ゲゲイツですか?(笑)

うめ吉姉さん、エエですよ~。外国の方にも人気です。
華奢で小さなお方ですが、高座に上がるとパッと場が明るく
なるような、華やかなオーラを出してくれます。
ヨーロッパ巡業が多いですが、カナダ公演もあるかも知れません。

どうぞご贔屓に!
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