みどり食堂

みどり食堂


え~・・・・・
今回ご紹介するのは、ちょっとスゴイところです。

実は、この「みどり食堂」を訪れたのは一月ほど前の事・・・。
しかし、ここを紹介してしまって良いのか悪いのか・・・?
私の心の中で、否定と肯定の嵐が渦巻いてしまいました。
この間、正直真面目に悩んだ末に決心いたしましたよ!

それでは公開の条件として、

「皆さん、ここへは決して行かないで下さいね!」

と、あえて前置きした上で、お見せいたします。(あぁ・・いいのだろうか??)



ここは、とある古い住宅街のど真ん中・・・。
近所には飲食店のカケラも無いところにこんなお店を発見いたしました。
DSC_0284.jpg




「みどり食堂」・・・居酒屋みどりとありますが、町内では
「みどり食堂」通っているとのこと・・・。
実は、以前からここで昔風のラーメンを出している・・・。
との噂があって気になっていたところでした。
う~ん、なんか入りづらいぞ。
さすがのうみねこも嫌な予感が・・・。
DSC_0285.jpg





勇気を出して店内へ!
入るとカウンターの中にはご覧の気難しそうな爺さんが一人腰掛けていました。
先客が二人居て(オバちゃん)、真昼間からビールを飲んでいましたね~・・・。
この画像では見えませんが、この爺さんの右手にはコップ酒がしっかりと
握られていましたよ・・・。(ちょー酒臭い!!)

DSC_028622.jpg

↑・・さぁここでこの画面左側のカウンターの上に置かれている白いお皿にお気づきでしょうか?
ちょっと気に留めて置いて下さいね!



なんだか訳の分からない店内・・・。


さて、一歩お店に入った私に、このオジサンは訝しげに開口一番

「なんでここに来たの?」

と、有り得ないほどの予測不能の剛速球を放り込んできましたよ!!(アンビリーバボー!)

「えぇっ!!」

と、絶句する私・・・。
DSC_0287.jpg
「え、いや、お腹が空いたので飲食店をこの界隈で探していたら、ここがあったので・・・」

となんとか申し向けると、爺さんはフンッと鼻で笑い、

「あ、そう、何が食べたいの?」

と・・・。私は噂を聞いていたので、直ぐに

「ラーメン下さい!」

と言ってみたのですが、その言葉を聞くや否や、彼はこう言ったのです。

「んなもなぁねえよ!!」


ゲゲ~ッ、まさかの全否定!!なんて日だ!!


爺さん曰く、こういう事らしい。

「そりゃぁ昔はやってたんだけどな、今は足腰が弱って、
婆さんも手伝えなくなったんで止めたんだよ。」


と言う事なんだそうです・・・。しかし、それにしてももっと優しく言って欲しいなぁ・・・。(ドキドキ)

さて、物語は続きます。その後、じゃぁ、何なら出来るんですか?と聞いてみると、
自信たっぷりに、

「ソバなら出来る!」

とおっしゃるではないですか!私もお腹が空いていたので取り合えず何か食べて帰ろうと思ったので、

「じゃぁ、掛そば下さい。」

とお願いしました。

「はいよ・・・」

爺さんはソバなら出来る!と言ったまでは威勢が良かったのですが、じゃぁそれ下さいと言うと、
急に元気なく、しょうがねぇな・・・みたいな感じ・・・。(しかも相当呑んでいる・・・。)

爺さん、コップ酒をグイッと飲み干し、(この光景が既にアンビリーバボー!)
ヨッコラショと立ち上がるが、あらら実に足元が怪しい・・・。フラフラとあちこちに
捕まりながら、仕事を始めたのでした。

「大丈夫かい?」

カウンターの先客のオバちゃんが心配そうに声を掛ける・・・。
後で判るのですが、このおばちゃん達実は身内で、爺さんの奥さんとその姉妹なのでした!
そりゃ心配だよね・・・。
爺さん、べらんめぇで、

「やかましい、黙って見てろばーか!」

なんて言いながら、おもむろにソバの袋の封を切り始めた。
え?ソバの袋??
う~ん、や、やりおるのう・・・・。
なんとなんと、ここのソバは袋入りの乾麺であったのです。
(しかも、スーパーで売っているイッちゃん安いやつ・・・)

爺さん、袋が滑ってなかなか開けられないよ・・・(もう、見てられない・・。)
おっ、包丁で袋を切り出したぞ!

あ~~~~~っ!手元が滑って床にそばをぶちまけたよ~~~!!!
(カウンターの一同硬直・・・)

「ちっ!」

と言う短い擬音を吐き捨て、爺さんは床に落ちたソバを拾い出す。
相当屈むのが辛いのか、そのスピードはカタツムリかナマケモノか・・・
と言うくらいの遅さ・・・。しかもそこだけ完ぺき主義を発揮しなくてもよさそうな
ものを、実に丁寧に最後の一本までキッチリと拾い切ったのでした。

む~ん、お、俺のソバはいつ出来るの?ねぇ・・・?

はぁ・・・爺さんは、新しいソバの袋を取り出すと、今度は挟みで
慎重に開封!(いや~よかったよかった・・・。)
ようやくソバを茹でる所まで辿りつきました。



---------------中略----------------


以後、一応順調にソバが茹で上がり、いよいよ佳境へ!

さて、ここで皆さん覚えていらっしゃるでしょうか?
そう、あの白い器の事です。
この器は、私が店に入ったときからずっとそこにあったものです。
ソバが茹で上がると、爺さんはおもむろに水で〆始めましたが、
ソバがきっちり冷えると、その器を手にとって「それ」に盛り付け
始めたではあ~りませんか!!
そ、その器、いったいいつからそこに~!!!!(すご過ぎる・・・)

そして冷たいそばつゆを回し掛け
どど~んと私の前へ!
そして、一言

「大盛りにしてあるから・・・」

そそ、そんな、私は暖かい「掛そば」を頼んだよね?え?これ掛そば??
マジ??
で、一応聞いてみる。

「あの、私掛そば頼んだよね・・・」

それを聞いた爺さん、一瞬「うっ・・シ、シマッタ」という表情を見せたのですが、
次の一言で全ての解決を図ろうとするのでありました。

「うん、ちゃんとつゆを掛けてるでしょ?」


ウキャ~~~~~!マージーデースーカー??

・・・・・・・こ、これでいいのか?


あぁ、延々と書けてしまうよ、このコントの脚本・・・。
(吉本新喜劇に持ち込もうか??)








ではご覧下さい、爺さんの渾身の傑作・・・
「掛けそば」です。
DSC_0288.jpg





薬味も何も無い、至高のメニュー!ここに極まれり!!  




つづく



ではご覧戴きましょう!スマホ動画ですがその一部をお見せしましょう!







皆さん、約束を忘れないでね。(決して行ってはなりませんよ・・・。)(笑)



Guide
  •  …この記事と同じカテゴリの前後記事へのページナビ
  •  …この記事の前後に投稿された記事へのページナビ
 

~ Comment ~

NoTitle

写真のみならず、動画まで;;;;よぉー生きて帰ってこれましたねー!!!!エライ!

肝だめしより、こウェ~~~;;;色付きの文字v-399

見つかってたら、間違いなくあの、白い器は頭蓋骨直撃してまっセ!!200%

でも、社長←(みどり食堂)そんな事も、もう認識不可能やろなぁ~
手元、怪しいもんなぁ~ でも、そやから、ピントのあったときの怒りは想像を絶するぅ~~

掛け蕎麦、もう、あれが掛け蕎麦ですよ!!!ニッポン全国そう!それ以外、なんでもない

NoTitle

うみセンに・・・・

かけそばを「みどり」で食うなら命がけ

おそまつさまでした・・・

(欄外から・・・あれ・・・?減点・・・?MSP・・・^^;)

NoTitle

あ、鍵コメにするの忘れた~~!!

鍵コメにしといて~~(祈)

kaoさんへ

いや~、過去最強のキャラでしたよ・・・。

おっさんの脳内では、かけそば→ざるそば→かけそば・・・という変換がエンドレスで起こっていたようです。

そばを茹で始めた時点ではかけそば・・・、水で〆た段階でざるそば、つゆを作った時にまたかけそば・・・
みたいな。

でもね、ここで書くのもなんですが、泣かせるポイントもちゃんとあってね、

お代が350円だったよ~!!(感涙)

トッカータさんへ

うみせんにご投稿ありがとうございます!

残念ながら、ご投稿コメントをこちらから鍵コメにできないみたいです・・・。
ご期待に添えませんが、お許しくださいねv-392

みどりレア情報をひとつ・・・。
ここのメニューには「包丁」を使う料理はナイらしい・・・。(It’s truth・・・ )

もちろんPSPザンス!

NoTitle

そば1杯の値段でこんなオモロネタを仕入れるとは
なんてラッキーな男!!

HADAKINさんへ

ですよね~。

そば1杯の・・・しかも350円ですよ!!
あぁ私は果報者・・・。

爺さん、そば一袋まるまる無駄にしたのにね・・・。(涙)

O,OH!!

うみさんの勇気に
乾杯ですわ

フ~ラフラしてますわね(笑)
素面ではどんな方なのでしょうか...
レッツトライです!(笑)

トッカ―タ様
川柳お見事ですわ!

NoTitle

ブーコ様、
わたしゃ、アホ丸出しです・・・
欄外乱闘(?書く場所違うし・・・)プラス、鍵コメ忘れた~~

最下位はわたしが守ってあげますので、
ブーコ様、がんばっておくれやす~~!!


NoTitle

さすがデス!!
まず、ここに入ろうってところがスゴイし、入った後の展開をググッと引き寄せる
人間力??
うみさんのパワーを再確認しましたわっ!!

あっ!!ココ、別にご一緒しなくて結構ですから!!(笑)

『新解釈、一杯のかけそば』
話題沸騰間違いなし♪Σd⌒d(d'∀')GOOD

NoTitle

あっ、そうそう、もう一つのヒヤヒヤしたドキドキしたポイント…

社長、「拾った蕎麦を投入しなかった!!」
エライ!まだこの人イケルv-218

これはねぇ~凄いですよ!!!
もう、むっちゃ、人道的
だって、✖2の請求もありえるもん;(笑

ブーさんへ

このおっさん、おそらくは寝る時以外酒を飲んでるはず・・・。
だからシラフの時は奥さん以外見た者はいないでしょう(笑)

・・・ホントはね、ブログやってなかったら3秒で店を出てたかも・・・

ナンチッテv-392

トッカータさんへ

おやおや、そんなお気になさらずに・・・(笑)

ブーティへの優しいお心使い、彼女になり代わりまして
厚く深く御礼申し上げます。    (ナンカクレ)

しかし、この商売など度外視したスタイルで存在し続け得る不思議・・・
もはや老後のボケ防止のため?単なる趣味??

実はこのような当代限りの「限界飲食店(勝手に命名)」は
それぞれの町々に結構な確率で存在します。

新陳代謝の激しい飲食業界・・・、その中で長年生き残り続けるには
やはりそれなりの理由があります。(今回はちょっと異質ですが・・・(笑))
私はそんなお店を発掘するのが大好きです。というより、もう明日にでも
無くなってしまうかもしれない・・記録しなければ・・・という、
もはや民俗学的視点からの興味が先に立つみたいです。(笑)

ろぼたんへ


>うみさんのパワーを再確認しましたわっ!!


あ、そんなに褒めないで・・・
もしかしてだけど・・納豆とヨーグルトの増量権利を獲得しようとしてるんじゃないの~♪

人間力??

いえいえ、ちょいと「フォース(理力)」を使ったまでですよ・・・。

[太字]>あっ!!ココ、別にご一緒しなくて結構ですから!!

あれ?一蓮托生ですよ、毒を食らわば皿までってね!!(うしし)



『新解釈、一杯のかけそば』
話題沸騰間違いなし!!なのかっv-405

Re: NoTitle

う~ん!さすがkaoさん、目のつけどころが渋い!!

しか~し、

「拾った蕎麦を投入しなかった!!」

ことがエライ?人道的??
アナスタシア・・いや、あなおそろしや!!
それが曲りなりにも長年飲食業を営んできた
爺さんの最後のプライドだとしても、
おぉ・・・あまりにも悲しいではないか・・・(涙)

な~んて思わせちゃうほど強烈なお店でしたね・・・。(笑)

NoTitle

あまりの恐怖で目が覚めてしまいました~

凄い・・うみねこ師匠の説明のうまさについ引き込まれてしまいます~

しかも動画がさらに臨場感あふれていますwなかなかこんなお店見つからない!

気になるのは、ダシですがそれはまさか市販品?


おぉ、ウーラさん!

お久し振りです、ウーラ師匠!
先日はうちの目玉親子が失礼致しました。v-436

このじいさん怖いんですが、ちょっと「ドジでノロマな亀」・・(懐かしい慣用句)
そこが可愛かったりします・・・。(笑)

ダシですか?う~ん・・・蕎麦がスーパーの乾麺ですから当然ダシも

「めんみ」・・by キッコマン!!(「キ」に強いアクセント)

鉄板ですよね、わはは~!
  ※コメントの編集用
  シークレットコメントにする (管理者のみ表示)

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

MENU anime_down3.gif

同じカテゴリの記事が一覧表示されます
同じタグの記事が一覧表示されます
更新月別の記事が一覧表示されます
キーワードで記事を検索